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盛り付け手直し

1週間前に投稿したこの写真、覚えておられますか?
公共職業訓練委託ライブビジネス校フードビジネス科の集大成「卒業作品発表会」。左側は生徒の作品。右側は私が手直ししたものです。手直しの場所と理由を説明しますね。
1番目は
①手前のオープンサンドの数を奇数にしました。盛り付ける時に割り切れない奇数で盛り付けましょう。中国では奇数は陽の数、偶数は割り切れる陰の数と言われています。
②奥の花の高さを5センチ低くしました。それによって料理に目がいくようになります。

2番目は
汁椀を小さい器にしました。これでメインの主菜が一番最初に目に入りますよね

3番目は
①ランチョンマットの柄が細かい為に目がチカチカします。外すことによって料理がぐーと浮いてきました。
②一汁三菜の基本的な盛り付け型は、左が主食、右が汁物、汁物の向こうが主菜、主食の向こうが副菜で、真中が副副菜です。デザートはこの形から一歩下がったところに置きます。

4番目は
①お刺身はハランの上に直接盛り付けましょう。紙を敷くと魚の水分を吸ってしまい、まずくなります。ハランは殺菌作用もあるので直接盛り付けて大丈夫です。
②器と一緒に盛り付けるものは、食べれる花や殺菌作用のある葉のみです。食べれない葉は器の外です。

視覚で伝える時代だからこそ、大切にしていただきたい盛り付けのポイントばかりでした。

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