子供の日

子供の日

5月5日の今日はこどもの日。端午(たんご)の節句とも言われ五節句の一つです。

子どもたちみんなが元気に育ち、大きくなったことをお祝いする日です。

もともとは「端午の節句(たんごのせっく)」と呼んでいて、男の子をお祝いしていました。

1948年に5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句をこどもの日と呼ぶようになったそうです。

そのため、本来は男の子のためのお祝いが、今では子どもたちみんなをお祝いするようになりました。

子どものお祝いだけじゃなくて「母に感謝する」という意味もあったのですね。

古代中国では、薬採りの日。

男の子の節句とされるまでは、厄病を祓う節句で「菖蒲の節句」とも呼ばれています。

菖蒲は、煎じて飲んだりして昔から薬草として使用。邪気を祓うために菖蒲を浸した酒を飲んだり、蓬(よもぎ)を軒につるして粽(ちまき)を食べたりしました。

子供の日は、一般に

・五月人形・鯉のぼりを飾る。

・柏餅・粽をいただく。

・菖蒲湯に入る。

・初節句の場合は、両家の祖父母を招いてお祝いをする

また節句なので春の季節の大晦日、

明日5月6日は立夏になり、暦の上では夏になります。

今日は、その中から「よもぎ」についてお話ししましょう。

① ヨモギの選び方、摘み方

柔らかい若芽だけを摘み取ります

ヨモギは多年草で、前年からの固い葉も冬を越しています。食べるところは、今年の新芽の部分で、先から15cm~20cm位の部分です。指先で軽くつまんで切れるものを選んでください。

葉の色がみずみずしい黄緑色の部分だけを使います。赤くなってきている部分は取り除きましょう。

よもぎ餅を作る場合は、茹でてみじん切りやペーストにするとすごくカサが減るので、見た目多すぎるかと思う位摘んだ方が良いですよ。

② ヨモギの保存方法

・冷蔵庫保存

摘んできたら、さっと水ですすぎ、ゴミを落としてよく水を切り、乾燥しないように袋に入れて冷蔵庫に入れてください。それでも2日間位の間に使うようにしましょう。

・冷凍保存

ヨモギの新芽は冷凍保存も出来ます。冷凍する場合は一度下茹でしてから密封袋に入れ空気を抜いて冷凍します。使う時は自然解凍で、おひたしやあえ物、汁物などに使います。下茹でしたものをミキサーにかけ、ペースト状にしてから冷凍する事も出来ます。使い道はよもぎ餅やソース、スープなどです。

③ ヨモギの茹で方、美味しい食べ方

☆調理のポイント

ヨモギは独特の香りが強いので、大量には入れない事、また、繊維質も多いので、固い部分は取り除く事です。薬効成分なども多く、自然の中で育っている野草なのでアクも強いです。

☆下処理

下茹ではアクを抜くため沸騰している湯に塩と重曹を加え2分程度茹で、茹で上げたらすぐに冷水に20分程さらします。春の新芽はアクはほとんど無いので重曹はいりません。

ペースト状にするには、フードプロセッサーかジューサーがあると便利です。ジューサーの場合は水分が少ないと廻らないので、少し水を加えて調節します。どちらもない場合は、ある程度みじん切りにしてからすり鉢ですります。

☆ヨモギを使った主な料理

よもぎ餅・・・ペースト状かみじん切りにした物を餅に加えますが、蒸しあげたもち米から餅を付く前に加えると生地全体が綺麗な緑色の餅になります。上新粉を使って作る場合は、生地をまとめて蒸しあげたあと加え、良く練り混ぜます。

天ぷら・・・下茹でせずにそのまま衣をつけて揚げます。春の香りがする美味しい天ぷらになりますよ。

おひたしやあえ物・・・新芽の部分をさっと塩茹でして和えます。

魚料理のソースに・・・ペースト状にしたものと生クリーム、又はオリーブオイルなどと合わせてソースに仕上げます。綺麗な黄緑色の香りよいソースが出来ます。

スープ・・・コンソメや味噌汁などの汁物の具、ポタージュにペーストを加えると初夏の香りが味わえます。

④ ヨモギの栄養について

1、食物繊維はほうれん草の約3倍

ヨモギに豊富に含まれている不溶性食物繊維は便秘の解消や痔の予防の他にダイエット効果などもあります。また有害な物質を丸め込んで体外に排出働きもあります。

2、ヨモギに含まれるクロロフィル

クロロフィルは体内でヘモグロビンの生成を助けて造血作用を促進するほか、貧血の予防・改善に作用するとされています。コレ ステロール値を下げ、血中脂質の正常化に作用する事が国立健康・栄養研究所によって実証されています。

3、たくさんのカロテン

β-タカロテンは抗発ガン作用などで知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

4、豊富なビタミンK

ヨモギは生薬として止血薬としても用いられてきました。このビタミンKには、血液の凝固に関わる成分の合成を促す働きがあります。

5、その他の効用

ヨモギにはさわやかな若草の香り、アロマ効果が期待できます。香り成分はユーカリプトールとも呼ばれるシネオールなどで、口臭を抑えたりリラックス作用などがあります。

その他にも、お灸に用いられたり、漢方の生薬として止血作用、月経調整作用、 経絡を温める作用、 鎮痛作用や 咳・喘息の去痰作用などにも有効とされています。

いよいよ新緑の初夏の季節になりました。草摘みなどに出かけてみてはいかがでしょうか

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